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2012年12月13日木曜日

SSDにPro Toolsを移す。HDDとSSD比較

現在はWindows 8 x64、CPUもマザーボードもこの記事の物とは違い、再計測するべきなのですが、同一環境でのドライブ性能差ということで参考までに程度でお読みください。

シンセサウンドはV-SYNTH GTのサウンドをマイクプリとアナログミキサー経由で録音したサウンドを使うのですが、ピアノやストリングスなどの生音系は今どきですので大容量サンプルライブラリーを読み込むソフトシンセを使ったりするのが楽で仕方がありません!

よくよく見てみると音源の7割はソフトシンセな気がします。
ただし、大容量って書いてある宣伝文句どおりに本気で最近のサンプルライブラリーは大容量です。そんなサンプルを作る過程では「あーでもない、こーでもない」と切り替えるのですが、そのときのロード時間が長い!

1年ほど前に現状ではベストだろうとWestern Digital WDC WD1500HLFSという1万回転のハードディスクをDAW / DTM専用で購入したのですが、確かにそれまでの7200回転のハードディスクよりは速いものの、それがイラッとこないかというと・・・無理です。

当時も大容量メモリーを使ったSSDは市場にちらほらと出ていたのですが、プチフリ(システム自体がカクッと止まる)や速度もWDC WD1500HLFSに対して圧倒的で無かったことに加えとんでもない価格のため、手を出す事はなかったのです。

そんなこんなで7,200回転のHDDよりはマシだし、パソコン本体自体もCore2Quad 3.0GHzとその道を究めればCPUもデュアルCPUのmacにするべきだしと、色んな意味で“身の丈”と我慢していたのですが…

どうにも、せっかく新しく買った、これまた大容量サンプルピアノ音源がHDDの転送速度が不足しています。と警告が出るのです。
もちろんそのピアノ音源とMIDIトラックのみの構成でしたらちゃんと鳴るのですが、作曲状態で10トラック程度ソフトシンセを立ち上げていると、警告は出るし音はプチプチとなるしとひどい状態で、一旦V-SYNTH GTのピアノでMIDIを作成して単独でプロジェクトを作りバウンスするという面倒な状態になってしまいました。

それでもノンビリだからいいかな~でやっていたのですが、生音系のドラム音源ソフトもエフェクターかけながら鳴らすのは辛いなぁと感じ始めたので、もともと高速だという評判はあったものの高価過ぎて論外だったintel SSDが最近はかなりこなれた価格になってきました。

ということで、最上位機種ではないものの価格も2万円前半とこなれてきたintel X25-M Mainstream SATA SSDを導入しました。

いやぁ…数字どおりです。
Pro Toolsの再インストールとサンプルライブラリ系ソフトをSSDに移したのですが、ホント読み込み時間が半分という感じで感動です。

ちなみに、問題のピアノやドラムのサンプルライブラリーソフトも軽快に動くようになりました。
こういうサンプルライブラリー系はサンプルをメインメモリーに格納して出音の遅れを無くす工夫がなされているはずですが、1GBを軽く超えるピアノなどは色んな技術を駆使してメインメモリーとHDDをうまくストリーミングで発音させているのだろうと予測はしていたので、SSDにそれを移したことによってかなり全体のパフォーマンスが上がったみたいです。

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