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2012年よりそれまでにやってきたOEM制作の他社ブランドプラグインもまとめて販売するサイトをオープンしていて、iLokなどのハードウェアキー無しの認証方式になりました。
PLUGIN ALLIANCE: http://www.plugin-alliance.com/
私自身がコンセプトを決めたら1年以上とかノンビリ目のスパンで数曲作っていくので、その期間中は事故防止のためにソフトウェアのアップデートはしないようにしています。すぐという訳にはいきませんが区切りがついたらPLUGIN ALLIANCEの方へライセンス移行したいと考えています。
私自身がコンセプトを決めたら1年以上とかノンビリ目のスパンで数曲作っていくので、その期間中は事故防止のためにソフトウェアのアップデートはしないようにしています。すぐという訳にはいきませんが区切りがついたらPLUGIN ALLIANCEの方へライセンス移行したいと考えています。
そんなBrainworx社のDynamic EQがbx_dynEQ V2です。
Dynamic EQとは通常のEQが、
1KHzの音を-6dbすれば入力ゲインの大小に関わらずいつも1KHzを-6dbする
ですが、Dynamic EQでは、
設定したスレッショルド(境界となる値)レベルを基準に、それ以上の入力ゲインなら下げて、それ以下の入力ゲインならEQしない
という動的なEQカーブを描きます。もちろんその反応感度、反応速度(アタック)、反応継続時間(リリース)なども設定できます。
コンプレッサーと違うところは時間軸方向で音をいじるのではなく、周波数帯域をEQとして上げ下げするのでコンプとは住み分けができ使い始めるととても便利なEQです。
Brainworx bx_dynEQ V2の「こんな感じだよ」オフィシャルムービーが用意されています。
その他にも楽器別に色々と操作を試している様子がムービーとして見れますので、気になる方はBrainworx社サイトのbx_dynEQ V2ページの方で見てみてください。
本家サイト:http://www.brainworx-music.de/en/plugins/bx_dyneq_v2
便利ゆえにガンガン使ってしまいそうなDynamic EQですが楽曲制作の段階で聞こえないときは強く弾くしウルサイときは弱く弾くという演奏補正をしますので、実際のところはそれほど出番があるわけでもありません。感覚的には5曲で1つ2つ使ったかな?くらいです。
そんな使用頻度が少ないDynamic EQですが、Brainworx bx_dynEQ V2にはその機能を活かしたDe-Esser(ディエッサー)やコンプ、ベースエンハンサーとしても動作するので、De-Esserとしてウチでは重宝しています。
個人的には「bx_dynEQ V2はDe-Esserでしょ」と思っています。
設定できる項目は他社De-Esserと同じでQカーブと幅の選択、スレッショルド、ゲイン幅などなどです。Dynamic EQとどこが違う?と思ってしまいますが、切り替えるとQ幅が同じ値に設定できなかったり内部のアルゴリズムが少し違うみたいです。
同じならそもそもモード切替ボタンは要らないかということでとても曖昧な表現ですがDe-Esser、Dynamic EQともにそれぞれがソレらしく動作します。
Boon!(低域エンハンサー)やcompressorとして使う事は無いのですが、Boon!もQカーブを自由に設定できるので、これもDe-Esserとは逆の低域を中心とした音質調整がされたアルゴリズムが搭載されているようです。
いくつかのVST2.xのお気に入りプラグインもそれなりの有名デベロッパー製ですので、ウチもパソコンの64bit移行のときにはそれらがVST3リリースされれば切り替えたいと思っています。
Brainworx社は早くからVST3対応していましたのでbx_dynEQ V2はもちろんその他のプラグインもVST3版がリリースされています。
そんなわけでbx_dynEQは、ソフトウェアのサブタイトルはDynamic EQですが、De-Esserとしていつも使用しながらたまーにDynamic EQとして使える便利なプラグインです。
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