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AKAIは根強い人気のMPCシリーズに特化した動きの中、それに関連する音楽製作アイテムを作るメーカーとして定着したような気がします。過去の素晴らしいSシリーズサンプラーの知名度もあることだし、こうやって名機を作り出してきたメーカーが今も元気なことは嬉しいことです。
我が家のシステムでは2010年のこのソフトシンセ主流の時代において、ドラム音だけはいまだにAKAI S3200から出しています。
そんなドラム専用音源と化したS3200の入力パッドとして良さげなMIDIパッドはないかなぁといくつか試してみて現在愛用しているのがAKAI MPD18です。
それ以前も色々と使っていたのですが、そこまでこだわらないにしてもベロシティ感度が8段階程度だったり、パッドそのものの感触が好きになれなかったりとなかなかしっくり馴染む物に出会えませんでした。
そんなときにAKAIがそれまでの旧MPDシリーズから一新してMPCパッドとその入力センサーを搭載したMIDIパッドを出すというニュースが流れ、心待ちにして2009年の発売日に即購入したのがこのMPD18。
上位機種は触ったことがないので詳しくはわかりませんが、MPD18だけはUSB接続のみです。その他MPD26とMPD32はMIDI端子も装備していますので、システム的にUSB-MIDIの遅延が出たり、それを嫌う人は上位機種の方がお勧めです。
パッドは数回の試用ですが「いいなコレ」と感じた最近のMPCシリーズのそれで“押した感”が薄いけどしっかりとベロシティを感知してくれるパッドです。
ちなみに最近になって詳細ページができ、仕様としてこの3機種はMPC - 16-Level / Full Level機能(その切り替えは本体右上上部にあるFULL LEVELボタン)となっており、ベロシティに関しては満足できる仕様になっています。
そのパッドの鍵盤情報やMIDI CCを切り替えるPC用エディターはこんな感じです。
私の場合は使用目的がS3200のドラムサウンドを鳴らすためだけなので、特にその他のコントローラーを必要しませんのでMPD18のこのコンパクトさが気に入っています。隣のマウスはロジクールMX518という標準サイズのマウスです。
こんな感じでデスクの最右へ配置しています。ちなみにMPD18はUSBバスパワー仕様なので電源アダプターなどは付属しません。使わないときはUSBケーブルを抜かなければいけませんが、ON状態を示すLEDの光が気にならない人は挿しっぱなしでもいいかも。
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