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話は前述のPSPaudioware Lexicon PSP 42の記事とダブり気味ですが、ディレイに求めるものは、
・操作感第一で音質も素直なディレイ
・積極的な音作りのためのディレイ
・その中間
この3つで、素直なのはPro Tools 8バンドルのAIR Dynamic Delayで必要十分だと思っていて、少し個性というかサウンドを立たせたいときにPSPaudioware Lexicon PSP 42を。そして、ディレイ音を含めてそのトラックとする“積極的な音作り”のためのディレイとして気に入ってるのがSoftube Tube Delay(日本代理店製品ページ:http://www.tacsystem.com/products/softube/000371.php)です。
最近は細かなパラメーター変更スイッチがついていない“音を聞きながら”調節していくエフェクターがめんどくさくなくて好きです。
Softube Tube Delayはどうやら本家サイト(開発元:http://www.softube.com/tube_delay.php)を見てみるとギターサウンド向けっぽい昔ながらの真空管ディレイをプラグインしたものっぽいのですが、Softube社のデリング技術の素晴らしさは何度か書いたとおりで、このTube DelayもDRIVEノブで入力量を調節できる真空管サーチュレーションの音がカッコイイのです。
ありきたりの耳に痛い歪みではなく“そうそうこんな感じに歪んでほしかった!”というアナログ機器独特の高域が優しいサーチュレーションでついつい全開で入力してしまいそうになります。
ディレイとしては普通のというよりもかなり適当なパラメーター調節しかできません。動かした位置についての数字情報も無いために、耳で聞きながらそのディレイのテンポやフィードバック量を調整していきます。そしてディレイに関してはセッティング項目が少ないので器用なことはNGです。
あと、音作りにとても役立つ2バンドEQです。
ほんと何も細かいものは無く、HiとLoのみです。ですが、これが結構使えて音作り用のEQとしては十分で、Loを回せば80Hz-130Hz付近がグッと持ち上げてファットなサウンドに、上はやや広めの3KHz~10KHz付近を持ち上げてキラッとした感じを押し出してくれます。
開発元本国サイトではデモバージョンも用意してあります。
これはSoftube社においてあるサウンドデモの抜粋です。
気になる方はその他サウンドデモもありますので聞いてみてはいかがでしょうか?
http://www.softube.com/tube_delay.php?p=td_sounddemos
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