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私が、最近その“普段使いのEQ”としてとりあえず挿しているのがMellowmuse Software EQ1A(本家サイト:http://www.mellowmuse.com/EQ1A.html)です。
その名称からPultec EQP-1Aを想像しがちですが、実際には、ハイパス、ローシェルフ、ベル、ベル、ハイシェルフの5つのフィルターで構成されており、周波数の幅はあるもののそれぞれを自由に設定できます。
設計思想はsuper smooth analog style(スーパー・スムーズ・アナログ・スタイル)ということで、要は“アナログチックな”ってことらしく、低域をいじると前に押し出してくる感じや、高域のカットとブーストが耳障りにならないところなどは良く出来ていると思います。
その他のNEVE 1073エミュレーションと呼ばれるEQなどと比較しつつ、その感じが出ているのはQ=0.8のときなので真ん中の二つのベルのQはそれにしたプリセットで立ち上がるようにしています。
ちなみに、1KHzサイン波とホワイトノイズで確認したところ、サチュレーションや素通しの音質変化は無しです。
ちなみにMellowmuse Softwareはレイテンシー自動補正プラグインであるAuto Time Adjuster(http://www.mellowmuse.com/ATA.html)で有名なのですが、まだそんなに大手というほどでもないみたいで、iLok認証ではなく、購入するとライセンスファイルのダウンロードができるようになり、それをプラグインフォルダへ入れる事でDEMO制限が外れます。
負荷は“軽い”と言われているプラグインほどではありませんが、3つ挿すとCore2Quad3GHzでCPU使用率が2%ほど上がる程度で、内部64bit演算と同等と書いてありますので、オーバーサンプリングないしハイビットレート演算だと思いますが、重い”部類ではありません。
高域の歪みなどが無いと思えば十分に満足して使用できます。
ここ数年の間に出てきた新しいEQは、“安く”て“高品質”なものが多いので、使い勝手や見た目で選んでもいい時代になってきたなぁと思っちゃいました。
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