なぜ、モデリングじゃなくてアナログ回路を搭載したかは、もっと直感的な、頭の中で響く音を出せるのが現代ではアナログ回路だったということでしょうか?
Dave Smith 氏が久々に世に出したシンセはノブを触る指先に楽しさを与えてくれるサウンドです。もちろん、いい加減に忘れた方がいいかもしれない(笑)、ウェーブシーケンスも搭載しています。
※最初に・・・
国内でも Google 検索では、ショップ以外は皆無ですし、マジ売れてなさそうです・・・
私も、海外 Yahoo! の EVOLVER フォーラムを読んだりしながら悪戦苦闘中しました。ですが、よく考えると、そこまでしても使いこなしたいシンセサイザーに出会えたのも数年ぶりですので、ノンビリいきましょう。
仕事のストレス発散には買い物が一番・・・ということで、キーボード版も出荷開始されて( Poly Evolver 購入時は海外のみ出荷開始)日本では 38 万超で発売開始されましたが、部屋の住宅事情もあり、セッティングできるのはキーボードはあと一台、しかも、そこにはずっと想いを寄せるシンセが鎮座する予定なので空席のままにしておきたいということもあり、本国サイトのデモを気に入ってしまったことからラック版の Poly Evolver を購入しました。
早速ラックへセット。
上から、POWERCORE Firewire、Poly Evolver、Orbit 3、MiDISPORT8x8 てな具合で、いかにも個人の DTM って感じで満足というか所有欲を満たしています。
現時点( 06 / 2005 )で以下のセットアップがウマくいってないので解決次第また改めて校正したいのが、
現時点ではシーケンスの START / STOP やバンクセレクトなど基本情報のみセットしています。
それでは本題です。
特徴としてはモデリングではなく、本当のアナログ回路を搭載しているということで、ショップでも大きく取り上げています。フィルターは Prophet シリーズでおなじみのカーティスです。アタックが鋭い音が好まれる最近ではめずらしく VCA もアナログ回路。これに加えて、WAVE Sequence でマニア受け(?)した Prophet VS のデジタル波形と 4 ステップのウェーブシーケンス機能を備えています。
1 ボイスにつき 4 つのオシレーター、2 つの選択式フィルター、1 つのアナログエンベロープ、4 つの LFO という構成です。
→画像クリックでDSIサイトのEvolver Signal Flow を新しいウィンドウで開きます。(リンク先:http://www.davesmithinstruments.com/downloads/signal_flow.pdf)これで 1/4 ヴォイスです。4 つのボイスを違う音色にしたり 4 音ポリとしても使えます。
フィルター自己発振は当然のことながら、Key Amt も調整できますので、自己発振音に音階を付ければアノ音やソノ音です
EVOLVER は当然新しい製品らしくアナログオシレーターの安定度とアナログエンベロープの反応の良さは、電源入れて 30 分待ってオシレータが安定してから・・・みたいな昔のアナログシンセのようなことは無く常時安定して使えます。
出音にしても、アナログシンセサイザーの Xpander はコシがあって太くで温かいのは間違いないのですが、そのまま上の帯域も出て欲しいなと思うことも多いし、モデリングシンセだと Virus b は個人的にはベタ惚れのとにかく素晴らしいのですが、根本的なコンピューター系独自のヒスノイズがたまに嫌になります。
音のキャラクターは違いますが、Evolverはそのあたりを解消しているというか、VCO ならでは音を保ちながら高い周波数帯域までよく音が出ています。
サウンドは、オシレーターシンクを使ったプリセットなんかは、型番は書きませんが、Prophet のアレじゃん!と。意外と VCO のみで銘機の音を再現したプリセットは少なめで 9 割は変な音(笑)です。
エディットメニューからそれらの音を再現するのは難しくはなさそうですが、やはり、Dave Smith 氏が発表時に語っていたとおり、新しいシンセサイザーなんだなと。
アナログ x 2 + デジタル x 2 の自由度の高さからハイブリッド系のサウンドが多くプリセットされていて、これがなかなかイケてます。
プリセット 512 音色ですが、このくらいでは EVOLVER のサウンドは語りつくせそうもありません。
そういえばいじっていて分かったのは、MINI MOOG 系のミョんミョん、ビョんビョん系は苦手というか EVOLVER ではやらない方が無難です(笑)
追記ですが、サウンドパッチのエディット項目にはフィードバックと名づけられたテンポシンクディレイがあり、パッチに個別で設定できます。そして忘れてはいけないポリモジュレーション!・・・Audio mod 搭載で VCO から Filter をモジュレーションできます。 アナログシンセという分類には収まらないけど、大別するとアナログになってしまう感じもしますし、回帰しているわけでは無いと語っていましたが、これはまさしく新しい Prophet ですね。
5 年に 1 度くらいはこうやって、Nordlead、Virus、Evolver とシンセサイザーって面白いと思える機種が出続けることを楽しみにしながら今日もピコピコやってます。
前述の、MIDI コントロールがうまくいっていないのですが、とりあえず本体のみで遊んでみました。
MP3 160kbps /1,700KB
Poly Evolver DEMO by Digital Monotone
Dave Smith 氏が久々に世に出したシンセはノブを触る指先に楽しさを与えてくれるサウンドです。もちろん、いい加減に忘れた方がいいかもしれない(笑)、ウェーブシーケンスも搭載しています。
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国内でも Google 検索では、ショップ以外は皆無ですし、マジ売れてなさそうです・・・
私も、海外 Yahoo! の EVOLVER フォーラムを読んだりしながら悪戦苦闘中しました。ですが、よく考えると、そこまでしても使いこなしたいシンセサイザーに出会えたのも数年ぶりですので、ノンビリいきましょう。
仕事のストレス発散には買い物が一番・・・ということで、キーボード版も出荷開始されて( Poly Evolver 購入時は海外のみ出荷開始)日本では 38 万超で発売開始されましたが、部屋の住宅事情もあり、セッティングできるのはキーボードはあと一台、しかも、そこにはずっと想いを寄せるシンセが鎮座する予定なので空席のままにしておきたいということもあり、本国サイトのデモを気に入ってしまったことからラック版の Poly Evolver を購入しました。
早速ラックへセット。
上から、POWERCORE Firewire、Poly Evolver、Orbit 3、MiDISPORT8x8 てな具合で、いかにも個人の DTM って感じで満足というか所有欲を満たしています。
現時点( 06 / 2005 )で以下のセットアップがウマくいってないので解決次第また改めて校正したいのが、
- 付属の専用エディタでのデータの受け渡し
- SysEX による MIDI キーボードによる操作
現時点ではシーケンスの START / STOP やバンクセレクトなど基本情報のみセットしています。
それでは本題です。
特徴としてはモデリングではなく、本当のアナログ回路を搭載しているということで、ショップでも大きく取り上げています。フィルターは Prophet シリーズでおなじみのカーティスです。アタックが鋭い音が好まれる最近ではめずらしく VCA もアナログ回路。これに加えて、WAVE Sequence でマニア受け(?)した Prophet VS のデジタル波形と 4 ステップのウェーブシーケンス機能を備えています。
1 ボイスにつき 4 つのオシレーター、2 つの選択式フィルター、1 つのアナログエンベロープ、4 つの LFO という構成です。
→画像クリックでDSIサイトのEvolver Signal Flow を新しいウィンドウで開きます。(リンク先:http://www.davesmithinstruments.com/downloads/signal_flow.pdf)これで 1/4 ヴォイスです。4 つのボイスを違う音色にしたり 4 音ポリとしても使えます。
フィルター自己発振は当然のことながら、Key Amt も調整できますので、自己発振音に音階を付ければアノ音やソノ音です
EVOLVER は当然新しい製品らしくアナログオシレーターの安定度とアナログエンベロープの反応の良さは、電源入れて 30 分待ってオシレータが安定してから・・・みたいな昔のアナログシンセのようなことは無く常時安定して使えます。
出音にしても、アナログシンセサイザーの Xpander はコシがあって太くで温かいのは間違いないのですが、そのまま上の帯域も出て欲しいなと思うことも多いし、モデリングシンセだと Virus b は個人的にはベタ惚れのとにかく素晴らしいのですが、根本的なコンピューター系独自のヒスノイズがたまに嫌になります。
音のキャラクターは違いますが、Evolverはそのあたりを解消しているというか、VCO ならでは音を保ちながら高い周波数帯域までよく音が出ています。
サウンドは、オシレーターシンクを使ったプリセットなんかは、型番は書きませんが、Prophet のアレじゃん!と。意外と VCO のみで銘機の音を再現したプリセットは少なめで 9 割は変な音(笑)です。
エディットメニューからそれらの音を再現するのは難しくはなさそうですが、やはり、Dave Smith 氏が発表時に語っていたとおり、新しいシンセサイザーなんだなと。
アナログ x 2 + デジタル x 2 の自由度の高さからハイブリッド系のサウンドが多くプリセットされていて、これがなかなかイケてます。
プリセット 512 音色ですが、このくらいでは EVOLVER のサウンドは語りつくせそうもありません。
そういえばいじっていて分かったのは、MINI MOOG 系のミョんミョん、ビョんビョん系は苦手というか EVOLVER ではやらない方が無難です(笑)
追記ですが、サウンドパッチのエディット項目にはフィードバックと名づけられたテンポシンクディレイがあり、パッチに個別で設定できます。そして忘れてはいけないポリモジュレーション!・・・Audio mod 搭載で VCO から Filter をモジュレーションできます。 アナログシンセという分類には収まらないけど、大別するとアナログになってしまう感じもしますし、回帰しているわけでは無いと語っていましたが、これはまさしく新しい Prophet ですね。
5 年に 1 度くらいはこうやって、Nordlead、Virus、Evolver とシンセサイザーって面白いと思える機種が出続けることを楽しみにしながら今日もピコピコやってます。
前述の、MIDI コントロールがうまくいっていないのですが、とりあえず本体のみで遊んでみました。
MP3 160kbps /1,700KB
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