Indigo 2 を含む Virus c シリーズの発売開始は 2002 年後半ごろから。最新機種 Virus Ti とは DAW との連携の部分で大きな差がありますが、音とその筐体の存在感は Virus そのものなのです。
そして、日本の住宅事情にマッチした 37 鍵・・・(マテ 加えて Virus b シリーズよりパワーアップした DSP で作られるサウンドは絶品です。
Virus b シリーズを 2 年ほど使用しながら思っていたことは、楽曲の製作時におけるシンセサイザーに対する考え方として、やはり、鍵盤付きのシンセサイザーの方が好き。ということです。
サウンド的には Virus b にて全く問題無く、幅広く我が家の便利音源として利用していたのですが、リモート鍵盤からの切替作業・・・マウスを 1 回クリックするだけのことなのですが、それが一々煩わしく感じるようになってきて、だんだん使う頻度が減っていたのです。
そして、ライブ DVD を見れば、Indigo 2 を華麗に弾く・・・グリグリするキーボードの人が・・・やはり、鍵盤を抑えて LFO SPEED や CUTOFF をグリグリは、きっと頭の中はトンテモナイ状態にトリップできるんだろうなと羨望の眼差しで見ることがしばしばあったわけです。
そんな 2 年間を過ごしながら、より自分が作る楽曲と作業環境に適したキーボードセッティングへ変更 2006 年度作業の際に思い切って買ってみました。
世の中、Ti で話題は持ちきりですが関係アリマセン。だって、↑な感じでカレコレ 2 年間片思いしていたシンセです。早速 DEMO を聴く・・・うぉ、いいなぁ。OS のアップデートをするとこの DEMO 領域は削除されていますので、マニュアルを読みつつ 2 時間ほど DEMO を満喫。録音も考えましたが、ま、ヒットソングみたいに聴くわけでもないので却下。
そうして OS のアップロード。"失敗する人はシーケンサーのテンポを 50~60 にしてください。"という警告どおり、ご多分に漏れずアップデートに失敗しましたので、PROTOOLS のテンポを 60 にして再度やり直し。あっさり完了。Virus b でこよなく気に入っていたパッチも転送・・・
ここで気がつきました。Virus b と Indigo 2 の同一パッチでブラインド比較ができるじゃん!と。てなわけで、モニターは MSP5A、ヘッドフォンは CD900ST にて聞き比べをしてみました。
S/N というか、ノイズ、ダイナミックレンジなどの部分は、圧倒的に Indigo 2 の方が良いです。
Virus b ではデジタル機器特有のサーッという感じの機器ノイズが常に出ていましたが(オケに入れて気になるレベルではありません)、Indigo 2 では全く気になりません。
ちなみに Evolver はアナログシンセですので SAW 波形を使うとどうしてもノイズは入ってくるのですが、同じように SAW 波形を使っても Indigo 2 はかなり静かです。
そして打鍵したときの音は、内部的にバージョンアップしていますのでイロイロと違うのでしょうが、 Indigo 2 は特に高域の部分が鮮明にキンキンと聞こえます。
言い換えると Virus b の高域は少しノイズっぽく聞こえるという感じでしょうか。低音も同じく、かなり低いところの低域は Virus b ではコンプがかかったような感じで少し潰れて聞こえるのですが、Indigo 2 は低域も輪郭が明確に聞こえます。
決して Virus b の高域と低域のエンドの部分のノイジーさはマイナスではありません。それが Virus b の味と言えるくらい音楽的です。Indigo 2 はその Virus b のダイナミックレンジを更に広くした感じです。
追加された、MOOG タイプのフィルターと、3 バンド EQ については、フィルターの方は、タイプ A1 と A2 が出来たくらいのものでタイプ A と B が使えるようになったという感じではなさそうです。逆に EQ はありがたいです。いつも使う手馴れたパッチを曲調に併せてサクっと調節するのに便利です。
あとは発音数が 24 → 32 に増えたことで 8 ユニゾンまで重ねても 4 音ポリをキープできるので、上記のダイナミックレンジの改善によって、より端の部分がクッキリ聞える文、分厚い音がますます楽しく使えるようになりました。
そして、日本の住宅事情にマッチした 37 鍵・・・(マテ 加えて Virus b シリーズよりパワーアップした DSP で作られるサウンドは絶品です。
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サウンド的には Virus b にて全く問題無く、幅広く我が家の便利音源として利用していたのですが、リモート鍵盤からの切替作業・・・マウスを 1 回クリックするだけのことなのですが、それが一々煩わしく感じるようになってきて、だんだん使う頻度が減っていたのです。
そして、ライブ DVD を見れば、Indigo 2 を華麗に弾く・・・グリグリするキーボードの人が・・・やはり、鍵盤を抑えて LFO SPEED や CUTOFF をグリグリは、きっと頭の中はトンテモナイ状態にトリップできるんだろうなと羨望の眼差しで見ることがしばしばあったわけです。
そんな 2 年間を過ごしながら、より自分が作る楽曲と作業環境に適したキーボードセッティングへ変更 2006 年度作業の際に思い切って買ってみました。
世の中、Ti で話題は持ちきりですが関係アリマセン。だって、↑な感じでカレコレ 2 年間片思いしていたシンセです。早速 DEMO を聴く・・・うぉ、いいなぁ。OS のアップデートをするとこの DEMO 領域は削除されていますので、マニュアルを読みつつ 2 時間ほど DEMO を満喫。録音も考えましたが、ま、ヒットソングみたいに聴くわけでもないので却下。
そうして OS のアップロード。"失敗する人はシーケンサーのテンポを 50~60 にしてください。"という警告どおり、ご多分に漏れずアップデートに失敗しましたので、PROTOOLS のテンポを 60 にして再度やり直し。あっさり完了。Virus b でこよなく気に入っていたパッチも転送・・・
ここで気がつきました。Virus b と Indigo 2 の同一パッチでブラインド比較ができるじゃん!と。てなわけで、モニターは MSP5A、ヘッドフォンは CD900ST にて聞き比べをしてみました。
S/N というか、ノイズ、ダイナミックレンジなどの部分は、圧倒的に Indigo 2 の方が良いです。
Virus b ではデジタル機器特有のサーッという感じの機器ノイズが常に出ていましたが(オケに入れて気になるレベルではありません)、Indigo 2 では全く気になりません。
ちなみに Evolver はアナログシンセですので SAW 波形を使うとどうしてもノイズは入ってくるのですが、同じように SAW 波形を使っても Indigo 2 はかなり静かです。
そして打鍵したときの音は、内部的にバージョンアップしていますのでイロイロと違うのでしょうが、 Indigo 2 は特に高域の部分が鮮明にキンキンと聞こえます。
言い換えると Virus b の高域は少しノイズっぽく聞こえるという感じでしょうか。低音も同じく、かなり低いところの低域は Virus b ではコンプがかかったような感じで少し潰れて聞こえるのですが、Indigo 2 は低域も輪郭が明確に聞こえます。
決して Virus b の高域と低域のエンドの部分のノイジーさはマイナスではありません。それが Virus b の味と言えるくらい音楽的です。Indigo 2 はその Virus b のダイナミックレンジを更に広くした感じです。
追加された、MOOG タイプのフィルターと、3 バンド EQ については、フィルターの方は、タイプ A1 と A2 が出来たくらいのものでタイプ A と B が使えるようになったという感じではなさそうです。逆に EQ はありがたいです。いつも使う手馴れたパッチを曲調に併せてサクっと調節するのに便利です。
あとは発音数が 24 → 32 に増えたことで 8 ユニゾンまで重ねても 4 音ポリをキープできるので、上記のダイナミックレンジの改善によって、より端の部分がクッキリ聞える文、分厚い音がますます楽しく使えるようになりました。
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