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友人のライブなどを見てると最近はめっきりパソコン+DJコントローラーというスタイルが多く、大きな鍵盤をセットアップして華麗にシンセを弾きまくるというのは廃れたようで、流行に左右されやすい私も、なるだけリアルタイムでグリグリバチバチできるけれども“コンパクトなセット”にしようかなと思っています。
さすがに今更シーケンサーという骨董品で機器を制御しようとは思いませんが、個人的にはノートパソコンを置くスタイルもあまり好きじゃないし、かといってポケットにiPodを忍ばせて口パクならぬプレイパクするのもな~ということで、今年探しているモノは“小さな音を出せるヤツ”となりそうです。
オケをパソコンで出そうがサンプラーで出そうが結果は同じですが、モチベーションとか色々と大人になると大変なんです。
そんなわけで2013年2月に新音色を追加されたKORG KAOSSILATOR PRO+を買ってきました。
- シンセサイザーサウンドの調整・変更・エフェクターのON/OFFすらもできない。
- 当然、音色パッチの追加・変更も不可。
- KAOSSILATOR PRO+の内蔵シンセ(?)をパッドで遊ぶときはパッドがMIDI NOTEでは無く、MIDI CC(ベンダー操作で音階を決めているようなもの)で制御。MIDIコントローラーモードではパッドからMIDI NOTEを吐き出すという不思議仕様。
こんな感じでKAOSSILATOR PRO+の内蔵サウンドを使ってパッドの指の動きをパソコン側DAWにMIDI録音してもMIDIノート情報じゃないのと、中でどういう計算をしているのやら、そのMIDI CCを再生してKAOSSILATOR PRO+に送っても毎回違う音が出ます。
一期一会ではないけど、本当にフレーズや音色音程が一発仕様です。ある程度慣れてくると指先で微調整しながら狙った音を出せるようになってきますが、ノリで弾いてノリで音を出すシンセと捉えてもらった方が良いと思います。
で、そんな購入意欲を削ぐ事ばかり先に書いていますが、
それでもKAOSSILATOR PRO+は楽しい。
です。
これで筐体の作りまでちゃちだったらゲンナリしてしまうところですが、ボタンや外装などは良い感じの作りで本体も金属フレームで重く、パッドを叩きまくってもブれないしっかりとしていたハードとなっています。
あと、S/Nも含め音質は最高ではないけれども、決して低コスト機のようなノイズまみれな事は無く、下記ムービーのようにライン録音ですがなかなかの音質です。
ただし、想像以上に何もできませんので、パソコンでWavを用意してエディターソフト経由で本体に挿したSDカードに保存という使い方です。
本来は、エレクトロやダンス系みたいなフレーズループで楽しむ方が“よく分からない何もできない制御不可能なアルペジェーター”なKAOSSILATOR PRO+の使い方だとは思いますが、無理矢理演奏してみました。
前述どおりMIDI録音してもそれを毎回同じ音で再生できないので動画と音声は別録りですがリアルタイム録音というやつです。
こんな感じだよといった雰囲気を掴んでもらえればと思います。
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