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突き詰めれば録音の段階からのマイクプリやかけ録りEQやコンプなどなど、それこそ本来、プロのミキシングスタジオでやっていることをいかに自宅で再現するかとか大変なことになっていくのですが、今は音源はソフトシンセに低価格高性能オーディオインターフェイスの時代です。
そういうコンピューター内部で全てを賄ってしまう演奏や録音のデジタル化について、私はそれで自己表現したいメロディが形になるのなら全く問題無しと抵抗なく受け入れる方です。
それでも、どうせなら憧れるアーティストがリリースした“あの曲”のようなサウンドやミックスに自分の曲もそうなればいいなと思うわけで、一通りのEQやコンプ、空間系エフェクトプラグインを集めたら、次は“質感”を変えるプラグインを探すことになります。
今回、購入したのは、長らくPro Tools専用(旧規格のRTAS)プラグインでCT4という素敵コンプレッサーをリリースして以来、評価が高いMassey Plugins Inc.のTapeHeadです。
2012年頃より、人気プラグインのVST化を発表して、CT5がまずVST化され、そして今回、TapeHeadもVST化されたので早速購入です。
これだけマニアックに高評価ならメーカー然としていいとは思うのですが、相変わらずなPaypal支払いと比較的購入しやすい価格設定です。
ちなみに他のテープサチュレーター系プラグインも同様ですが、テープ系プラグインは、どんな音でもカッコ良くしてしまう魔法のプラグインではなく、質感を整えるプラグインということです。
Pro Toolsをメインとしていた時期から使用していたのでTapeHeadの音はお気に入りです。
設定は、drive=サチュレーション(歪み具合)、周波数的なヘッドのフィルター具合、trim=入力音量調節の3つですので、とにかくガチャガチャと触ってみるに限ります。
「どんな感じに音が変わるの?」
ということで、リズムトラックだけのシンプルなデモです。
サウンド変化の傾向を分かりやすくするために、キツメ(ノブ40%~70%程度回し)に、各トラック(シンバル、ハイハット、スネア、キックの4トラック)にTapeHeadをかけてみました。
実際にテープサチュレーションとして使用するときは試聴サンプルよりも効果は少なめに各トラックが自然に立つ感じで使っていきます。
試聴できるサウンドは16bit/44.1KHz/WAVです。
サンプル素材(TapeHead無し)
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