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Powercore版を導入した時にDAWとの親和性とノイズレスな便利さに「もうVirusのハードは不要かなぁ」と感じていたのですが、自宅のセットアップの見た目をコンパクトにしたかったことと、そろそろVirus TIの後継機が発表されるのではないか?的な最後のディスカウント状態、併せて代理店がKORGになったことでマニュアルやサポートの充実が望める。etcな個人的な好条件だったので発売から数年が経ちましたが新品での購入です。
TIシリーズは、TI=Total Integrationとの事で、すごく簡単に言いなおせば、「DAWの中で外部DSPとしてまるでソフトシンセのように使えるよ。」がメインの機能です。


ただし、Virus TI2の場合、S/PDIF出力でも同様ですが、ボリュームポットでの音量可変が可能ですので、Virus内アンプを通してからデジタル化しているようです。 それでも前Virus Cシリーズに比べると格段に機器ノイズは小さくなっています。
このあたりは、“その個体アンプでの出力サウンド込み”が“Virusの音”という考え方なのでしょう。
サウンドの方は、個人的にはVirus Cシリーズでシンセサイザーの構成は完成されたものになったと思います。素のサウンドキャラクター、操作方法などはCシリーズもTIシリーズも大きく変わったところはありません。
TIシリーズはCシリーズに追加でHyper SAWやWave Tableなどの基本波形の追加とエフェクト部などにアンプモデリング的なキャラクター設定などが追加されており、Cシリーズの流れを汲みつつ、Virusらしくない音も作ることが可能になったアナログモデリングシンセサイザーの完成系といったモノに仕上がっています。
外観、重量(笑)は従来のVirusシリーズと同様で、鍵盤と本体の隙間、各パーツの“合い”、デザインなどなど、全てが妥協無きAccess社のシンセサイザーらしい出来栄えです。


双璧を成すClavia Nordシリーズと、このAccsess Music Virusシリーズほど世界に認められたアナログモデリングは他にはありませんので、これからもずっと使い続けていきたいと思います。
デモ音源はAccess Musicサイトにて聴くことができます(Access Music | Virus TI2 series feature overview)
オマケでファイルサイズは大きめですが、歴代37鍵シリーズの画像を並べてみました。(ブラックエディションを除くノーマルカラーのみ)

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